錦二丁目低炭素地区まちづくりプロジェクト

Nishiki-2 Low Carbon District

 

錦二丁目は、地域主導で既成市街地の低炭素まちづくりにチャレンジする国内で唯一の地域です。

 

温室効果ガスの排出増加による気候変動問題は世界全体で重要な課題となっています。

この問題を少しでも緩和する低炭素・循環型社会の実現はこれからのまちの重要なテーマであり、地域から発信していくことが重要です。これからのまちには、単に住みやすく快適なだけでなく、環境負荷が小さく自然と共生した新しいビジョンが必要です。わたしたちは、新しい暮らしや建物、交通など様々な分野から、環境負荷の小さく豊かな暮らしを実現できるまちへの転換に向けたチャレンジを行います

 

この新しい試みは、「名古屋市低炭素モデル地区事業」の第1号認定を受けています。

名古屋市低炭素デル地区事業とは?

 

「低炭素モデル地区」とは、地域の住民や事業者と協力しながら、自然環境との調和を保ち、わくわくするような低炭素で豊かな暮らしを実現するまちをつくり、多くの方々に実際に示すことで、全市への低炭素まちづくりの手本となる地区です。

 

錦二丁目は2015 年2 月に「低炭素モデル地区」の第1号として選ばれました。今後、低炭素で魅力的なまちとして、様々な取り組みを進めていきます。

絵:吉村直樹


わたしたちの目指すたった1つの目標

2030年までにCO2排出量を30%削減しながら

付加価値の高いまちを実現します

 

目標を実現するための3つの方針

  

 

無理なくまちの変化を促すために今後15年かけて小さな取り組みを大きく育て、着実なプロジェクト展開を目指します。

 

誰か一人が進めるのではなく、地区で活動する事業者や行政、住民がそれぞれができることを分担してプロジェクトを進めます。

 

都心地区の活力基盤となる経済活動と協調し、環境と経済が相互に良い影響を与え合う仕組みをめざします。


地区で展開する5つのプロジェクト(and more!)

 

低炭素地区会議

まちづくりを、「低炭素」から見つめ直すプロジェクトです。多様な企画を進めながら、広報や学習会を行っています。

公共空間デザイン

まちの公共空間を魅力的に使い、作り直すプロジェクトです。まちの多くを占める道路と駐車場の新しい使い方を提案しています。

都市の木質化

都市の中で木材を広め、使い尽くすプロジェクトです。公共空間や建物など様々な場所で、気軽に楽しく木材利用を拡大しています。


長者町家

都心ならではの新たな居住空間を作り出すプロジェクトです。地区に眠る様々な建物を使って、まちに人の暮しを創出します。

自然エネルギー利活用

まちや建物のエネルギーの使い方を見直すプロジェクトです。省エネや自然エネルギーの様々な利用方法を提案します。


目指すコミュニティの姿

 

わたしたちが目指す将来を、このまちに関わる一人ひとりの声にしました。

一人ひとりのつぶやきに耳を傾けてみてください。 

 

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